Windows7 がアップデートできない

Windows7 のサポートは終了
みなさんもご存知かと思いますが、Windows7 のサポートは、2020年1月14日に終了しています。また、企業向け延命措置として Windows 7 Extended Security Update(ESU)が用意されていましたが、これも 2023年1月10日までのサポートとなっており、現在では、Windows7 の公式サポートは完全に無くなっています。
とはいえ、これまで利用していたソフトウェアやハードウェアなどの資産を使わなければならないため、まだ Windows7 を使い続けなければならない環境におられる方々も多いようです。
問題は、現行の PC の調子が悪くなってきたときです。動作が重いのであれば Windows の再インストール、ハードウェアが怪しければ別 PC への移行を考える必要があるでしょう。
クリーンインストール後にアップデートできない
思い切って Winodws7 をクリーンインストールしてみた、あるいは、別の PC に Windows7 をインストールした、のは良いが、
ネットワークドライバが動かない
IE がまともに動かない
Edge や Chrome もインストールできない
ドライバが古いのかな?と思ってアップデートしようにも、
アップデートも動作しない
と途方にくれている方も多いのではないでしょうか?
Windows7 のアップデートについては、提供が終わったというわけではなく、2020年1月14日以降新しいアップデートが提供されていないというだけのことなので、アップデートできないのはなぜだろう?と思うのも当然です。
とりあえず Firefox をインストールしてみる
ブラウザすら起動できないのは、あまりにも不便です。
とは言うものの、IE はすでにサポート終了したブラウザですし、Edge や Chrome は現役のブラウザですが、おそらく Windows アップデートを適用しないとインストールできないと思われます。
Edge と Chrome はどちらも同じエンジンなので、これとは全く違うブラウザであれば可能性がありそうかな?という期待のもと、Firefox を試してみることにしました。該当 PC では(ブラウザが使えないため)ダウンロードできないので、別の PC でダウンロードします。
ご利用の言語でダウンロードする Firefox ブラウザー を選択してください
のページからダウンロードします。今回は、通常の "Firefox" はうまくインストールできなかったので、"Firefox Extended Support Release" を試してみたところ、問題なくインストールができました。
重要なアップデートを先に適用する必要がある
あらためて、Windows Update がうまく行かない理由を考察してみます。
元々の PC は、時系列に順番にアップデートを適用してきて「今」の状態になっていました。
一方、クリーンインストールした PC の場合、古ければ 2010 年頃の Windows の状態です。現在公開されているアップデータは 2020年のものですから、あまりにもバージョンがかけ離れてます。そのため、うまくアップデートができなくなっているのでしょうね。
解決するには、クリーンインストール時点のバージョン後に公開されたいくつかの重要なアップデートを適用する必要があります。それらの古いアップデートは、Microsoft Update カタログ からダウンロードして適用できます。
少なくとも SP1 が適用されていなければ、KB976932 を適用して SP1 にアップデートしましょう。その後で、いくつかのアップデートを適用します。アップデートには依存関係があるので、事前に別のアップデートを適用しておく必要がある場合もあります。
必要な事前のアップデートが適用できると、Windows Update が正常に動作するようになります。そうすれば、各種ドライバやブラウザを実行できるようになるはずです。
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